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臨床工学科4年生の細岡柚月さんが第36回北海道臨床工学会の学生BPAで最優秀演題賞を受賞しました

写真左から、齋藤 彰啓くん(一緒に研究を行ったゼミ生)、細岡 柚月さん(受賞者)、岡山 雅哉(指導教員)

細岡柚月さん(臨床工学科4年生)が第36回北海道臨床工学会の学生BPA(Best Presentation Awards)で最優秀演題賞を獲得しました!おめでとうございます!!

学生BPAは、抄録審査の段階から厳正な選考が行われ、応募演題の中からわずか4演題のみが選出されます。その後、学会当日の口頭発表および質疑応答を経て最終審査が行われ、最優秀演題が決定される大変権威ある賞です。本学からは、唯一この4演題に選出されました。最終審査では、細岡さんと他校の演題が審査員配点・大会長配点ともに同点となる接戦となりましたが、最終的に審査員による厳密な協議の結果、最優秀演題賞の受賞が決定しました。

本受賞は、臨床工学科第1期生としての大きな快挙であり、本学ならびに臨床工学科の教育・研究成果を示す大変喜ばしい成果です。

演題名「透析環境における素材表面と細菌付着性および生存性に関する基礎的検討」
指導教員:岡山 雅哉

〈受賞した細岡さんのコメント〉
 卒業研究を始めた時から目標としていた臨床工学技士会において、学生BPAを受賞することができ、大変嬉しく思います。
研究テーマが微生物であったため実験回数を重ねる必要があり、学業とも両立しながら計画的に進めることが大変でした。しかし、他のゼミでは学ぶことの出来ない細菌の知識や微生物実験の面白さを知ることができ、大変勉強になりました。そして、何度か失敗がありながらも、試行錯誤し最後までやり遂げることができたことは、非常に貴重な経験となりました。

プレゼンテーションに関しては、聴講者に対して「自分の研究の魅力を伝える」ことを最も意識しました。本研究の新規性や今後の展望を実際の臨床現場と結び付け、具体的な施策を提案できたことがBPAに選ばれた一つの理由だと考えています。

BPAを取るという目標を立ててから受賞するまで、決して楽な道のりではありませんでしたが、卒業研究で得た知識、経験、成功体験は今後の人生における有意義な糧になると感じています。
最後に、BPAを受賞することができたのは熱心にご指導して頂いた先生方、共同で実験を行いサポートしてくれた仲間のおかげです。本当にありがとうございました。

受賞年月日:2025年11月23日

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