学科長・専攻長からのメッセージ

日本医療大学の強みを生かし、地域医療の担い手を目指してください

リハビリテーション学科長 教授
向井 康詞

作業療法士は患者さんの退院後の生活を見据え、着替えやトイレ、入浴、家事などの生活に密着した作業ができるようにサポートする仕事です。住み慣れた自宅で今までと変わらない生活が送れることは、不安な入院生活を過ごしていた患者さんにとってこの上ない喜びです。そのため、患者さんの暮らしや家庭の様子をイメージできる力と、心の痛みに寄り添う思いやりを身につけてほしいと思います。
日本医療大学には豊かな人間性と高度な専門性を育むカリキュラムに加え、豊富な臨床経験を積んだ教員陣による実践的な講義と、大学病院および介護老人保健施設が隣接する環境があり、現場を肌で学ぶことができます。さらに理学療法学専攻や他学科と連携した学びの機会もあり、チーム医療の意識も養われます。日本医療大学の強みを大いに生かし、地域医療を担う作業療法士を目指してください。

作業療法は「患者」から「生活者」へ転換をはかる場

リハビリテーション学科
作業療法学専攻長 教授
大堀 具視

朝起きて、就寝するまで私たちはあらゆる作業をすることで生活をしています。食事や着替え、勉強や仕事、趣味にレジャーどれもが作業です。障がいとは、それにより当たり前の作業が生活から奪われることを意味します。したがって、リハビリテーションの大きな目的は作業の回復でもあるのです。 皆さんが、今、普通に生活していること、さまざまな作業を難なく出来ているのは、誰かに心身をトレーニングしてもらったからではなく、それらの作業を自ら経験してきたことにほかなりません。作業療法は患者さんにとって大切な経験の場、それは、治療される受け身の対象である「患者」から、自ら大切な作業に挑戦する主体的な「生活者」へと転換する場です。心と身体の治癒が生活の回復をもたらすのではありません。食べたい、遊びたい、そこに作業があるから心身が駆り立てられ、大切な経験をしていることで心身の健康が保たれているのです。

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