学科長・専攻長からのメッセージ

日本医療大学の強みを生かし、地域医療の担い手を目指してください

リハビリテーション学科長 教授
柿澤 雅史

 作業療法士は、身体や精神に障がいのある方に対し、朝起きてから夜寝るまでのさまざまな日常生活の活動ができるように指導したり、地域活動への参加や就労、就学など社会的な適応能力を獲得することを支援する仕事です。また、認知症の方や高齢者が健康で安心した生活を営めるよう地域での生活をサポートする活動も行っています。
 作業療法を行うことで、患者さんがその人らしい生活を取り戻していくこと、それを支えられることは、この上ない喜びです。作業療法士になるためには勉強しなければいけないことも多く、実習も大変ですが、教員一同、皆さんの夢をかなえるために全力でサポートします。地域や社会を支える、やりがいのある素晴らしい仕事です。
 あなたの入学をお待ちしています。

作業療法は「患者」から「生活者」へ転換をはかる場

リハビリテーション学科
作業療法学専攻長 教授
岸上 博俊

 朝起きて、就寝するまで私たちはあらゆる作業をすることで生活をしています。障がいとは、それにより当たり前の作業が生活から奪われることを意味します。皆さんが、今、普通に生活していること、さまざまな作業を難なくできているのは、誰かに心身をトレーニングしてもらったからではなく、それらの作業を自ら経験してきたことにほかなりません。作業療法は患者さんにとって大切な経験の場、それは、治療される受け身の対象である「患者」から、自ら大切な作業に挑戦する主体的な「生活者」へと転換する場です。

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