日本医療大学では、学部・学科および日本医療大学病院、介護老人保健施設 日本医療大学病院リハビリと連携を図っていくことで、医療施設、介護・福祉施設、在宅に至るまで、あらゆる構成のチーム医療を実践的に学んでいくことができます。
チーム医療とは?
今日の医療・福祉の現場には、さまざまな専門性を持った医療スタッフが働いています。
そうした多種多様な医療スタッフが一人の患者さんに対して、目的と情報を共有し、
各々の専門性をもって連携・補完し合い、的確な治療・ケアに当たることを「チーム医療」と言います。
JOB
チーム医療のイメージ(例)
職種名をクリックすると、それぞれの仕事内容が確認できます。
- 診療放射線技師
- 臨床検査技師
- 臨床工学技士
- 医師
- 看護師
- 理学療法士
- 作業療法士
- 言語聴覚士
- 視能訓練士
- 薬剤師
- 保健師
- 介護支援専門員
- 管理栄養士
- 社会福祉士
- 介護福祉士
- 精神保健福祉士
診療放射線技師
放射線を主に用いる診療業務に携わる専門職です。CTやMRIなどで検査し、診断に有用な画像を医師に提供します。癌などを治療する放射線治療にも携わります。また、患者さんの安全のため被ばくの管理や機器の精度管理も行います。質の高い医療を患者さんへ提供するために必要不可欠な職業です。
臨床検査技師
臨床検査技師の仕事は、幅広い分野が存在します。具体的には、生化学・免疫検査、血液検査、尿・一般検査、病理検査、微生物検査、遺伝子検査、輸血検査、生理機能検査などがあります。単に検査をするだけではなく、採血などの検体採取や病気の診断・治療において検査結果の解釈など医師への診療をサポートすることも重要な役割の一つです。
看護師
看護師は、対象者の日常生活全般にかかわる援助や医師などが行う診断や治療に対し補助的な業務を行います。そして、個々の患者さんを理解し、身体的・精神的苦痛を少しでも軽減できるように援助します。患者さんやその家族の不安や悩みを相談できる最も身近な存在として、患者さんからのメッセージを必要な専門職への橋渡しと調整役も担っています。
理学療法士
病気や怪我で身体に障がいがある人、スポーツを行う人、高齢者の健康維持などを対象に、体操や歩行練習、筋力トレーニングなどの「運動療法」や、温熱や光線などのエネルギーを利用した「物理療法」で、身体機能の回復・維持・予防や動作能力の向上を目指す仕事です。
作業療法士
病気や事故による障がいの本質は、当たり前の日常生活が一変するところにあります。作業療法士は生活という視点で障がいを治療する専門職です。したがって、身体機能の回復や精神面へのケアはもとより、仕事や家庭などその人をとりまく環境にも働きかけ生活全体をサポートします。
Constitution
患者さんの状態によって異なるチーム構成(例)
学部・学科はもちろん、
併設施設と連携して実践的に取り組みます。
介護老人保健施設 日本医療大学病院リハビリ(2021年9月開設予定)
日本医療大学は、敷地内に介護老人保健施設 日本医療大学病院リハビリと看護小規模多機能型居宅介護が併設されています。
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- 介護老人保健施設
日本医療大学病院リハビリ - 入所者が有する能力に応じて自立した生活を営むことができるように支援します。
- 介護老人保健施設
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- 看護小規模
多機能型居宅介護 - 病院を退院後、通い・泊まり・訪問の3つの機能を持たせたサービスを行います。なかなか在宅復帰が難しかった高齢の方々が「住み慣れた地域で安心して普通に暮らす」ことを支援します。
- 看護小規模
日本医療大学病院(2021年8月開院)
内科を中心に、リハビリテーションも強化した診療科目に、専門外来として「もの忘れ外来」を設置。大学での学びや研究とリンクすることで、「医療と福祉」の実際の現場を身近に感じながら実習やチーム医療を学修する環境が充実します。